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このページは、ホームの中の食事と介護の中の笑顔のある家の中の橋本様のインタビュー(1)のページです。

笑顔のある家 橋本様のインタビュー(1)橋本様のインタビュー(1)

おいしい、嬉しいという思いを共有したい。だからこそ口から食べることにこだわり続けていきたい。

橋本英子様(64歳)
今井公子様(98歳)

できる限り家で看てあげたい

男踊りが趣味で、年を重ねても元気に稽古していたという公子さん。しかし、今から5年ほど前、「右手に力が入らない」「練習すると痛い」と言って稽古を休むようになった。ちょうどその頃、徐々に認知症も進んでいったという。

「だんだん会話が成り立たなくなって、家の中を歩いていても転んでしまうようになったので、一人にしておくことができなくなりました。当時は介護について全く知らなかったので、娘の私が面倒を見られる場合は介護サービスが受けられないと思っていたんです。そこで、主治医の先生に相談してみると、受けられるサービスもいろいろとあることがわかったので、利用してみることにしました」

そう語るのは、公子さんの実の娘である英子さん。本当に自宅で看られるのか不安もあったそうだが、担当になったケアマネージャーが、通院が難しくなってからは訪問診療に切り替え、お風呂のケアや介護ベットの手配をしてくれた。また、必要に応じて理学療法士や鍼灸師も来てくれた。そのサポート体制に、「これなら家で介護できるかもしれない」と自信がついたという。

「最初はうまくやっていけるのかしらと思っていましたが、家でもこんなにできるんだと安心しました。発語は今年に入ってだいぶ少なくなってしまいましたが、意思表示はしてくれます。

私が何か言えば本人はわかるし、トイレも手伝ってあげればできる。たまにデイサービスを利用することもありますが、やっぱり家にいるのが本人も一番いいみたいなので、できるかぎり家にいてもらいたいんです」

英子さんは、公子さんに対して「お母さん」や「おばあちゃん」ではなく、「キミちゃん」と呼びかけている。子どもの頃から母親や友人にそう呼ばれていたそうだ。

「ケアマネージャーさんたちも、みんなそう呼んでくれています。そのほうが元気が出るかなと思って。踊りをやっていたこともあって、昔から写真を撮ってもらうことも多かったんですが、今日も撮影のために髪を染めたんですよ」

たとえ寝たきりであっても、訪ねてくる人のために身だしなみを整える。人に見られること、人を喜ばせることが好きな公子さんの性格をよく知っているからこそ、英子さんはそういった気配りを忘れない。

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