〜株式会社ビーナス Part1〜 「運動」と「食事」がもたらす好循環をデイサービスで創る

株式会社ビーナス(大阪府)
広報担当 村上尚志さん・大橋雅さん
健康運動指導士・介護福祉士 藤原小百合さん

楽しく身体を動かすことで「食べる喜び」が蘇る

一般的なデイサービスの現場では、「ご利用者様に1日ゆったりと過ごしてもらうというイメージが強かった」と話すのは広報の村上さん。これを受けて健康運動指導士の藤原さんは、「ビーナスでは世間のフィットネスクラブ同様の多彩なプログラムを取り入れた“本物の運動”の提供」にこだわっていると語る。
彼女によれば、ご利用者様から「食欲が湧くようになってきた」「お昼がよく進む」という感想を貰う機会が多いという。ご利用当初は、誰とも接することを拒んでいたようなご利用者様が数ヶ月で仲間たちと笑顔で話しているといったケースをたくさん目にしてきたという。
「心も元気になって、運動意欲が高まり、そしてまた食欲が増すという好循環が生まれているのですよ」と語る藤原さん。
「こうした機会に、栄養を摂ることの大事さを伝えるとすんなりと受け入れてもらえる」とも。

身体の変化と向き合う人の「たん活*1」をサポート

病気が原因で日常に影響するような麻痺が残っているため、ビーナスの事業所に週2回、リハビリに来られている望月さんという方のお話をされたのは大橋さん。
望月さんは、病院の事務長を勤め上げ、退職後は、海外でのボランティア活動にも積極的に関わってこられた方とのこと。前職のご経験もあり、運動面でも、栄養面でもご自身の管理をしっかり行われていて、「1日50gのたんぱく質」を摂ろうという「たん活」にも取り組まれている。週2回のビーナスでのエクササイズと週1回のカラオケの後、たんぱく質と水分補給に『リハたいむゼリー』は欠かせない。

普段の食事にプラスして、必要に応じて手軽な栄養補給

体重1kgにつき、1gのたんぱく質が必要といわれている。(*2) 「体重50kgの人なら50g」のたんぱく質が必要と説明されてはいても、普段どおりの食生活で摂取してもらうのは難しい。ビーナスでは、普段の食事の大切さを指導しながら、必要に応じて『リハたいむゼリー』等で補うことも提案している。

もちろん食に積極的なご利用者様ばかりではなく、体重が少なく低栄養状態の方たちもいるとのこと。
そんな方には、まずは栄養を摂ってもらうために、気軽で飲みやすい栄養補助食品から始めてもらうようなアプローチを心がけているようです。

(後編に続く)

  • *1
    「たん活」:運動と同時にたんぱく質を摂取し、効果的に筋力アップを図る活動
  • *2
    厚生労働省が定めている1日の推奨量は成人男性60g、女性50g

取材:2022年3月